重厚感あるストーリーが魅力のエロRPGが返ってきた！ペギーアテ再び……
ストーリーをしっかりと楽しめる高い完成度のエロロールプレイングゲーム
前作を遊んでいなくても楽しめる！ストーリー面も持ち味な戦闘エロが魅力な同人エロゲ
『BegieAde2 ～偽りのハレルヤ～』。惑星パンデミックさんの作品で、シリーズ続編です。前作をプレイしなくても楽しめる作品です。ただ、前作をプレイしていた方が良いとは思います。理由はこの作品自体がエロだけではなく、ストーリーも持ち味だからです。よって、ストーリーを味わうという意味で前作の知識は持っていた方がより楽しめます。興味のある方はページの最後に昨日の記事のリンクを設置しているので閲覧くださいませ。(使ったことのない機能でしたので、使ってみたかっただけです）
さて、舞台は「ヴァラム帝国」。近衛騎士団員のローゼリッテは、野戦病院で傷を負いながらも、盗賊団と戦って、村を救います。そこで盗賊団を捕縛。しかし、そこに怪しい女性が現れる。彼女は盗賊団の頭領に力を貸そうと提案し、ペギーアテと言い本の形となります。そして、盗賊団頭領は与えられた力で反撃。その力の前にローゼリッテは窮地に陥ることになる。謎の本「ベギーアデ」が鍵を握る、帝国の危機を描くファンタジー！みたいな感じです。
戦闘はシンプルにコマンド式の設計で、戦闘の難易度は高め。戦闘エロも！
この同人エロゲーは、アニメーションの動きのある立ち絵が特徴です。全体的に前作のシステムを全体的にブラッシュアップしたような作品です。戦闘自体はシンプルなコマンド式のフロントビュー戦闘。画像のように戦闘エロがあります。難易度も選択ができ、サクッと楽しみたい場合は「ベリーイージー」を推奨です。その理由は割りと戦闘の難易度が高いからです。エロゲだからと油断していると普通に負けます。ボス戦は集団で敵が襲ってきますからね。良くなった部分もある一方で、マップ面でのユーザビリティが不足している部分があります。探索等はシステム的にはないのですが、純粋にマップが広く、ちょっと迷いやすいです。
システムとして、エロステータスはあります。こちらも前作からブラッシュアップされたことにより、良い方向に進化しています。やはり女性主人公の作品にはエロステは必須ですよね！
戦闘エロと敗北、街中イベントも充実！淫語多めなエロシチュエーション！
戦闘エロでは着衣段階の豊富さや滑らかな動きが特徴です。人型相手のみですが、エロ攻撃を受け続け、拘束後の挿入シーンもあります。戦闘エロと敗北エロ、そして町中エロ。これらで様々なシチュエーションを堪能することができます。ただ、本作はちょっとフェチの方向性は絞られている所が見受けられます。それは、後ろの穴と淫語多めな部分があります。そこはユーザーを選ぶ要因にはなるかとは思います。良く言えばセグメントを切っているので刺さる人には刺さる作品。
ちなみに、ストーリー上、処女は本人の意思が伴わないと失えないという制約があり、意図的にストーリー後半で本番シーンが展開されます。そのため、処女プレイ派の人にはやりやすい作品となっています。あと、フルボイスなのも嬉しいポイントですね。
気になる点は少しあれど、全体的に高水準でバランスがとれた良作の同人エロゲー！
この同人エロゲーは続編でありつつも、前作を未プレイでも存分に楽しめる作品です。しかし、前作をプレイしていた方がより楽しめます。全体的に手軽にプレイできるよう配慮しつつも、戦闘の難易度は高く設定されており、やり応えのあるRPGとして楽しめます。エロシーンも豊富で、好みに合わせて様々なシチュエーションを堪能できます。今作から導入された『Spine』というアニメーションソフトにより、パワーアップしていますね。
そして、なんといっても重厚感のあるストーリー展開が特徴です。ちょっと癖のある作品に仕上げてきたな？という印象はあります。ストーリーを読ませる＝エロまでが遠くなりがち→戦闘エロで実用性を高めるという図式に感じます。そのため、ストーリーを味わいたい人にも、実用性を求める人の双方におすすめできる作品です。ただ、アナル多めなのは好みが分かれるかもな？とは感じました。
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